2023年11月02日
■期間工面接において大切なこと
最近、自動車関連メーカーの期間工面接を受ける方が増えているようです。しかし何の準備もなく面接に臨んでしまい、不合格になったという声もたくさん聞かれます。そこで今回は期間工面接において大切なポイントをお話ししたいと思います。どの面接においても言えることですが、大切なことは、「面接をする側の立場になって考えてみる」ということです。その考えに沿った構成で、いかに自身や自身の思いを伝えることができるかが重要となります。合否を決めるのは、当然採用をする側です。どれだけ素晴らしい美麗字句を並べても、面接者の考えや希望に合致しなければ、独りよがりなものとなってしまいます。
■どのような人が採用されるのか
では採用する側では、どのような人が理想なのでしょうか。一例をあげると「責任感があり仕事もできて性格が良くみんなと仲良くできる人」なんかは好まれるに違いありません。しかしこんな人はどこの世界でもそう多くいるわけではありません。そこで合格する最低限の基準を考えてみたいと思います。これまでの経験から、最低基準は「過不足なく仕事を長く続けられる人」のような感じになるのではないかと思われます。よって応募者は、「仕事を長く続けられますよ!」という意思と実績を面接者の前で示す必要があります。
■面接者がみるふたつの観点
通常、面接者が面接を実施する際、ふたつの側面から応募者を観察しているものと考えられます。ひとつは、過去の実績。もうひとつは現在の状態(姿・態度・意欲)です。
■面接者は履歴のどの部分に着目するのか
「過去の実績」とは、履歴書で判断可能なものの総称と考えてください。実際の面接では、就業歴から今までの仕事内容について詳しく聞かれます。工場勤務であれば、何を製造しどのような作業をしていたのかといった具合です。応募者はこれらをきちんと把握している必要があります。また職歴における「勤続年数」は、長期間仕事を続けれれるかどうかを判断する指標かつ担保となります。さらに重要なのは退職の理由です。応募者は、自分の身勝手な都合で辞めていないことを証明するために、合理的な退職事由を説明する必要があります。これらは職歴ごとに事細かく聞かれるはずです。なぜ退職したのか、有期契約満了であれば、なぜ延長しなかったのかといった具合にです。
■面接ではどのようなことが問われるのか
もうひとつの要素である「現在の状態(姿・態度・意欲)」は、面接における志望の動機の確認と応募者の言動や姿勢で判断します。「志望の動機」は、仕事を始めるための意欲の源泉ともいえるもので、とても重要です。これは長くなるのでまた別の機会にお話しします。次に「面接における言動や姿勢」ですが、面接の際はまず清潔感のある服装を心がけましょう。またきちんと挨拶をおこない、元気な声で話をしてください。元気がない場合、やる気がないと判断され、長期の就業が困難であると不安をもたれてしまうことが多いようです。さらに面接者の質問には、その意図に沿った内容で、簡潔に述べることが求められます。質問内容と異なることを長々と話す人もおりますが、話を聞いていない、又は理解していないと判断され、コミュニケーションが取れない人との烙印を押されかねません。
■過去に短期離職などがある場合は
応募者のなかには過去に短期で離職してしまうなど失敗した経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。そのような場合、過去に勤めた会社のことを極端に悪くいったり、関係のない理由で取り繕ったりすると、かえって逆効果になることがあります。隠し立てすることなく、過去の経験を素直に反省し、新たな仕事に取り組む姿勢を示すことができれば、評価してくれる人がいるかもしれません。
以上、今回は「期間工面接」において大切と思われることをお話ししました。サミット東海では、この他にも期間工面接に関する様々なノウハウを蓄積しておりますので、ご応募の際はぜひご活用ください。
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